大阪梅田で唇のくすみ除去|リップアートメイクの新しい選択肢

目次

はじめに

2025年2月、第10回 日本医療アートメイク学会(全国の医師・看護師約250名が参加)にて、唇のくすみ除去に関する症例発表を行いました。国内でも症例数が多く、学会発表歴や薬剤除去の講師経験を持つ立場から、一般の方向けに「唇のくすみ除去で知っておきたい基本知識」をわかりやすく解説します。

唇のくすみとは?

唇の「くすみ」とは、色素沈着のことを指します。
主な原因は 紫外線・乾燥・摩擦 による炎症の積み重ね。加齢によってターンオーバーが乱れると、メラニンが排出されにくくなり、気づいたら茶色や紫色っぽいくすみを感じるようになります。

くすみ薬剤除去とは?

「薬剤除去」という名前から「物理的に取り除く」と誤解されがちですが、そうではありません。

施術の仕組み
• 針を使ってピーリング剤を皮膚の浅い層に導入
• ターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)をブースト
• 蓄積されたメラニンを少しずつ体外に排出

⚠️ 生きている限りメラニンは作られ続けるため、100%ゼロにはできません。
効果の出方はターンオーバーの速さや炎症反応など個人差が大きいことを理解していただく必要があります。

くすみ除去が向いている方
→茶色のくすみがある方


• 紫っぽい、白っぽい=血色がないと感じる方
• アトピー既往で、唇にシミが散在している方

上記2つの方はくすみ除去適応ではない場合があります。

👉 自己判断と専門家の判断が異なることも多いため、まずは相談をおすすめします。

唇のくすみ薬剤除去の症例写真(全て1回施術してから2ヶ月以上経過した状態)

唇のくすみ薬剤除去のビフォーアフター

くすみ除去のメリット

1. 色を入れなくても自然な血色感

くすみを改善することで、元々の血色感が戻ります。
ただし、くすみ除去=色がつくわけではありません。「血色が欲しい」という方は、リップアートメイクを追加することで理想に近づけます。

👉 「もう一度くすみ除去をしたい」「色を入れたい」といった次のステップは最低2か月空けてから可能です。メニューに迷う場合は2回目の来院時にご相談ください。

2. レーザーより効率的
• レーザーは10〜20回必要になるケースが多い
• ダウンタイムは軽いが、効果がマイルドで途中で挫折する人も
• 薬剤除去は効果のある方なら1回で目に見える変化が期待できる

3. 白斑リスクがほぼない
• レーザーは出力が強すぎると白斑になるケースあり
• 薬剤は皮膚の浅い層だけに作用するため、そうしたリスクはほぼない

4. アートメイクの仕上がりが良くなる
• くすみを根本から改善できれば、濃い色でカバーする必要なし
• ナチュラルで透明感ある仕上がりが可能

5. 口紅の発色が良くなる
• 地の色が整うことで、リップメイクがそのまま映える

注意点・リスク

くすみ除去は効果的な一方で、ハイリスク・ハイリターンの施術でもあります。

主なリスク・副反応
• 効果には個人差(やってみないと分からない)
• ダウンタイム(乾燥・皮剥け・腫れ・赤み)
• 炎症後色素沈着(落ち着くまで数か月かかる場合あり)
• 細菌感染

ヘルペスについて
• この施術によって新規感染することはありません
• 潜伏しているヘルペスが再発する可能性あり
• 過去に口唇ヘルペスの既往がある方は、予防内服(医師処方)を推奨
To Be clinicにて処方可能です(施術代別途+¥3,300)

まとめ

唇のくすみ除去は、リップアートメイクでは得られない
「根本的な改善」を目指せる施術です。
ただし、効果の個人差やリスクも伴います。

国内でも多くの症例を経験し、学会発表歴や講師経験を持つ立場から言えるのは、

正しい知識と理解を持って施術に臨むことで、納得度の高い結果につながるということ。

👉 大阪・梅田で「唇のくすみを根本から改善したい」「ナチュラルで明るいリップを目指したい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

使用する薬剤や色素について

現在、日本国内で厚生労働省に承認されているアートメイク専用の薬剤や色素は存在しません。当院では、海外で広く使用されている製品を正規ルートで入手し、使用期限を守って安全に取り扱っています。使用する色素は世界的にシェアの高いメーカーのもので、MRI検査にも対応しています。
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